思い出の一幅、価値ある一幅も再塗装によって生まれ変わります。
文仙堂では、お客様の大切な作品を次の世代まで伝承致します。
掛け軸などは湿気により本紙にシミが発生します。
本紙には横に走る多くの折れシワが見られる場合があります。
この様な状態状態で放置しますとシミの部分には虫穴が出来、
シワの部分は裏紙と共に分離するので修復不可能な状態になります。
修復には補強・古裏打紙除去・染み抜き・横ジワの
1ヶ所1ヶ所にうすい上質和紙を小さく切って補強していきます。
以上の修理・修復作業により、シミとシワがなくなります。
修復前の写真です。それぞれをクリックすると
修復後の写真が表示されます。
●裂地の破れなど傷ついている物
●しみや汚れが本紙に付いている物
●折れ目が本紙に付いている物
●風帯が傷んでいる物
●虫食いがある物
●軸先が取れている物
●掛け紐が切れたり伸びきっている物
※表装の修理・修復は傷み具合により異なります。
作品の状態を確認の上、お見積り・納期を御連絡いたします。
◆参考修復費用 掛け軸の場合(桐箱なし)
表装費 |
三段表装(普通緞子) |
\25,000 |
修復費 |
剥落止・洗浄・裏打替え・横折れ改善 |
\20,000 |
合計 |
|
\45,000 |